Japan Arts

2016年10月17日(Mon)  開場 18:15 / 開演 19:00
サントリーホール (Tokyo) map

ル・ポン国際音楽祭 赤穂・姫路 2016 (音楽監督:樫本大進)

ヴァイオリン:樫本 大進(音楽監督)
ヴァイオリン:ボリス・ブロフツィン、ナタリア・ロメイコ
ヴィオラ:ジェラール・コセ、アントワン・タメスティ
チェロ:堤 剛、クラウディオ・ボルケス
コントラバス:ナビル・シェハタ
フルート:エマニュエル・パユ
オーボエ:古部賢一
クラリネット:ポール・メイエ、アンドレアス・オッテンザマー
バスーン:ジルベール・オダン
ホルン:ラデク・バボラーク
ピアノ:アレッシオ・バックス、エリック・ル・サージュ、カティア・スカナヴィ


モーツァルト
オーボエ、クラリネット、バスーンのためのディヴェルティメント第5番 K.439b
(古部、オッテンザマー、オダン)

グリンカ
ベッリーニの歌劇「夢遊病の女」の主題による華麗なディヴェルティメント
(バックス、ブロフツィン、ロメイコ、コセ、ボルケス、シェハタ)

シェーンベルク(ウェーベルン編)
室内交響曲第1番 Op.9
(ル・サージュ、樫本、ボルケス、パユ、メイエ)

マルティヌー
マドリガル・ソナタ H.291
(パユ、ロメイコ、スカナヴィ)

ブラームス
セレナーデ第1番 Op.11
(樫本、タメスティ、堤、シェハタ、パユ、オッテンザマー、メイエ、オダン、バボラーク)


音楽を“懸け橋(Le Pont)”に!

2007年に音楽祭を始めて10年。開始以来回数を重ね、この音楽祭を作り上げることが僕の活動の中心のひとつとなりました。集まってくれる演奏家も、何度も繰り返し駆けつけてくれる人も増え、赤穂・姫路という町や史跡での野外演奏を愛してくれるようになりました。地元の方々に見守られ『赤穂・姫路の音楽祭』として定着してきた10周年の節目を迎える今年、勇気を出して足を踏み出し、東京のお客様に、僕たちが10年で育んできたものを披露したい!という思いが芽生え、様々な方々のご協力を得て、この度、この特別公演が実現することとなりました。
10周年ということで、演奏家の顔ぶれは例年より少し多いのですが、僕自身が滅多にご一緒する機会のない方や、逆に頻繁にご一緒する方も含め、ご出演頂く方は、世界の第一線で活躍する素晴らしい演奏家ばかりです。この場限りでしか実現し得ないメンバーで一緒に音楽を奏でられることを、いまからとても楽しみにしています。
今回のプログラムは、もしかしたら一見して関連性を見出せないプログラムに見えるかもしれません。しかしこのプログラムには、毎年テーマを掲げて開催してきた10年分の音楽祭の軌跡・歴史が詰まっています。後半のブラームスのセレナーデについては、この音楽祭を始めるきっかけを僕にくれた南仏のサロン・ド・プロヴァンス音楽祭に、僕が初参加した時に演奏した思い出の曲、という僕の個人的な特別な思いも込めて、ここに取り上げさせて頂きました。
東京特別公演は、今年の赤穂・姫路からの一連の音楽祭のフィナーレを飾る公演となります。2週間という時間を赤穂・姫路で共に共有し、音楽を通して育んだこの音楽祭独特の温かい空気を、サントリーホールにそのままお届けすることが出来ればと思います。「ル・ポン国際音楽祭~赤穂・姫路~」を体験しに、ぜひコンサートに足をお運びください。

樫本大進


S席:5,000円(5,000円)/A席:4,000円(4,000円)/B席:3,000円(3,000円)

主催者HP https://www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=458