Tokyo Metoropolitan Symphony Orchestra
Eliahu Inbal, Conductor

Total Time : [01:20:41]
Copyright : Octavia Records
CP Share : Inbal, Eliahu インバル

Gustav Mahler
Symphony No.9 in D

1a. Andante comodo
2a. Im Tempo eines gemächlichen Ländlers. Etwas täppisch und sehr derb -
3a. Rondo. Burleske (Allegro assai. Sehr trotzig -
4. Adagio (Sehr langsam)

Time : [01:20:41]

15, 16 & 17 March 2014
Tokyo Metropolitan Theater, Yokohama Minato Mirai Hall &Suntory Hall
Tokyo & Kanagawa, Japan

エリアフ・インバル(指揮)/ 東京都交響楽団

▼マーラー:交響曲 第9番
ついに<インバル=都響 新マーラー・ツィクルス>の最終章、第9番が登場です。このツィクルスの集大成でありこのコンサートを最後にインバルは都響のプリンシパル・コンダクターを勇退、桂冠指揮者へとなりました。2008年4月より続いた都響=インバル時代のまさに総決算。それに相応しい感動的な演奏、コンサートとなりました。終演後鳴り止むことのなかった拍手と歓声。日本のオーケストラ史のひとつの記念碑的な演奏会となったことは間違いありません。世界トップクラスのアンサンブルと弦の響きが本盤にははっきりと示され、現代最高ののマーラー指揮者エリアフ・インバルの指揮のもと都響のメンバー達は驚異的な演奏を聞かせます。精密なバランスが保たれる美しい響き。エネルギーに満ち溢れ聴衆を飲み込むかのような圧倒的なサウンド。管楽器たちの完璧な妙技。現代オーケストラの最高峰の技術が、インバルにより自由闊達に表現されてゆくのです。言うまでもなく、第4楽章の圧倒的な弦楽の響きと集中力は過去の名盤を凌ぎます。延長戦として第10番(クック版)も収録済みですが、一時代を築いたインバル=都響の最終章、さらには世界最高のマーラーが日本のオーケストラによって刻まれたという驚くべき事実。聞き逃すことは出来ません!

録音:2014年3月15日東京芸術劇場、16日横浜みなとみらいホール、17日サントリーホールにて収録