Tokyo Symphony Orchestra
Kazuyoshi Akiyama, Conductor

Total Time : [00:57:29]
Copyright : Octavia Records
Tokyo Symphony Orchestra

Johannes Brahms
Symphony No.1 in C Minor, Op.68

1. Un poco sostenuto - Allegro - Meno allegro
2. Andante sostenuto
3. Un poco allegretto e grazioso
4. Adagio - Piu andante - Allegro non troppo, ma con brio - Piu allegro

Time : [00:47:44]

2009-02-07
Tokyo Opera City Concert Hall
Tokyo, Japan

Antonín Dvorák
Carnival Overture, Op.92

Time : [00:09:44]

2009-02-07
Tokyo Opera City Concert Hall
Tokyo, Japan

▼東京交響楽団 / 秋山和慶(指揮)
秋山は、23歳の年に東京交響楽団を指揮してデビューし、以来音楽監督・常任指揮者として約40年という長い期間に渡って真摯に演奏へ取り組み、同楽団との関係を保ち続けてきました。そして2004年に桂冠指揮者へ就任。これまで秋山は同楽団において積極的にオペラや、シェーンベルク、ラッヘマン、ジョン・アダムスなどの大規模な現代作品の初演に取り組み、話題を呼んできました。まさに秋山の手によって飛躍を重ねてきた同楽団。そして、世界的にも珍しいほどの長きに渡るコンビネーションと、絶大な信頼関係ならではの抜群の機能美がこのブラームス1番の演奏によく現れています。まず、特徴的なのは豊潤で機能的な弦楽器のアンサンブル。秋山の緻密な構成力のもとに、ブラームスの重厚な和声が秀逸に奏でられています。同楽団の響きに、この往年の作品がしっかりと呼応しているかのような演奏の仕上がりです。同曲でも、カップリングの「謝肉祭」でも、決して行き過ぎた演出は見せない、どこまでも品のある艶やかな演奏を見せます。
日本を代表するベスト・コンビネーションによる必聴の一枚、ぜひご期待下さい。

ブラームス:交響曲第1番
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」

録音:2009年2月7日
東京オペラシティ・コンサートホールにてライヴ収録